チャプター2 ギルドにゅうもん前編

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ぶれちゃってますね

ちこちゅん(チコリータ)「ここがプクリンのギルドよ。
探検隊になるならここでまずチームを登録して…
一人前になるまで修行しなくちゃならないんだけど…

ブルブル!…

なんか怪しげなところだよね。やっぱり。
いや、今度はみゃんこ(ニャース)も一緒なんだし。
勇気を出さなくちゃ。」 

えいっ!

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*「だれの足型?
だれの足型?」

*「足型はチコリータ!!
足型はチコリータ!!」

ちこちゅん「わわっ!!い、いや。ここはガマンしなくちゃ…。」

*「……よし。そばにもう1匹いるな。オマエものれ。」

ちこちゅん「たぶんみゃんこのこと言ってるんだとおもうよ。
ここにのれって。」

(………。穴の上に細かいこうしがはってあって…
だれかが上にのっても落ちないようになっているんだけど…
でも、なんか妙なんだよね…。
あそこの上に立ったら足のウラがこそばゆそうというか…。)

*「おい!そこのもう1匹!早くのらんか!」

わっ!おこられた

*「ポケモンはっけん!!
ポケモンはっけん!!」

*「だれの足型?
だれの足型?」

*「足型は…足型は…エート…」

*「どうした!?みはりばん!    ん?みはりばん!?
みはりばんのディグダ!どうしたんだ!?おうとうせよ!」

ディグダ「んーと…エート…エート…足型はぁ…
多分ニャース!多分ニャース!」

*「なんだ!多分って!?」

ディグダ「だ、だってぇ…。この辺じゃみかけない
足型なんだもん…。」

*「あーもうなさけないな!足のウラの カタチをみて
どのポケモンかみわけるのが…ディグダ。オマエの仕事だろう?」

ディグダ「そんなこと言われてもぅ…。わからない物はわからないよー。」

ちこちゅん「……。
なんかもめてるのかな…。

本当は人間だからかなぁ?

*「…またせたな。まぁ…確かにニャースはここらじゃ見かけないが…
でも怪しいものではなさそうだな…。
よし!いいだろう!入れ!」

ちこちゅん「ひゃー!キンチョーしてるせいかいちいちビックリだよ。
でも、入れるようになったみたいでよかったね。
まだドキドキしてるけど…。とにかく行ってみよう。」

うん。行ってみよう。

ちこちゅん「こ、こんな所に地下の入り口が!!
わぁ〜!ここがプクリンのギルドなのね!
ポケモンたちがたくさんいるけど
みんな探検隊なのかなぁ。」

郵便屋さんとかもいるかなぁ。
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ぺラップ「おい!さっき入ってきたのはオマエたちだな?
ワタシはペラップ♪ここらでは一番の情報通であり…
プクリン親方の1の子分だ♪
かんゆうやアンケートならお断りだよ。
さぁ、帰った帰った。」

ちこちゅん「ち、違うよ!そんなことできたんじゃないよ。
ワタシたち探検隊になりたくて…
ここで探検隊の修行をするためにきたのよ。」

ペラップ「えっ!た、探検隊!?今時めずらしい子だよ。
このギルドに弟子入りしたいとは…。
あんな厳しい修行はもうとてもたえられないといって…
だっそうするポケモンも後をたたないというのに…。」

ちこちゅん「ねえ。探検隊の修行ってそんなに厳しいの?」

ペラップ「はっ!?いやいやいやいやいやいや!!
そ、そんなことないよ!
探検隊の修行はとーっても らくちん!
そっかー♪
探検隊になりたいなら早く言ってくれなきゃー♪
 
フッフッフッフ♪」

ちこちゅん「…なんか急にたいどがかわったね…。」

あやしくない?

ペラップ「じゃさっそくチームを登録するから
ついてきてね♪」

ついていって平気かなぁ?

ペラップ「何してんの?こっちだよ♪さあ早く♪
ここはギルドの地下2階。
主に弟子たちが働く場所だ。
チームの登録はこっちだよ。さあ。」

ちこちゅん「わあ!ここ地下2階なのに外が見えるよ!」

ペラップ「いちいち、はしゃぐんじゃないよ!
このギルドはガケの上に立っている。だから外も見えるんだよ!」

ちこちゅん「へえ〜っ。」

ペラップ「さぁここがプクリン親方のお部屋だ。
くれぐれも…くれぐれもそそうがないようにな。

親方様ペラップです♪入ります。

親方様。こちらが今度新しく弟子入りを希望しているものたちです

親方様…。……親方様?…。」

プクリン「やあっ!!僕プクリン!ここのギルドの親方だよ?
探検隊になりたいんだって?じゃ、一緒にがんばろうね!
とりあえず、探検隊のチーム名を登録しなくちゃ。
キミたちのチームの名前を教えてくれる?」


ちこちゅん「ええ?チームの名前?チームの名前なんて考えてなかったよ。
みゃんこ。何かいい名前ある?」

みつけるょ
救助隊のときはたすけるょ
探検隊はみつけるょ…単純


ちこちゅん「…みつけるょ!?みつけるょ!!
うん!いい名前だね!気にいったよ!」

ほんと?よかった。

プクリン「決まりだね!じゃあみつけるょで登録するよ。
登録♪登録♪みんな登録…
たあーーーーーーーーーーーーっ!!
おめでとう!
これでキミたちも今日から探検隊だよ!
記念にこれをあげるよ。」

プクリンはポケモン探検隊キットをおいた!

ちこちゅん「ポケモン探検隊キット?」

プクリン「うん。探検隊に必要な物なんだよ。
早く中をあけて見て。」

ちこちゅんはポケモン探検隊キットをあけてみた

中には探検隊バッジが入っていた!不思議な地図が入っていた!
トレジャーバックが入っていた! 

ちこちゅん「わあ〜!いろいろ入ってる!!」

プクリン「まず探検隊バッジ。探検隊のあかしだよ。
そして不思議の地図。とても便利な地図なんだよ。
最後にトレジャーバッグ。ダンジョンでひろった道具をとっておけるんだよ。
また、キミたちのこれからの活躍によって
バッグの中身もどんどん大きくなっていくという…とても不思議なバッグなんだよ♪
トレジャーバッグの中をみてごらん。」

ちこちゅんはトレジャーバッグをのぞいてみた
 中にはキトサンリボンが入ってた!
 ピンクリボンが入ってた!

プクリン「その2つの道具は特別なもの。
キミたちの探検にきっと役立つとおもうよ♪」


ちこちゅん「あ、ありがとう!ワタシたちこれからがんばります!」

プクリン「うん。でもまだ、みならいだからがんばって修行してね!」

ちこちゅん「はい!
みゃんこ!がんばろうね!!」



ペラップ「ここがオマエたちの部屋だ♪」

ちこちゅん「わ〜い!
ベッドだあ!」

ペラップ「これからオマエたちにはすみこみで働いてもらう。
明日から忙しいぞ♪早起きしなきゃならんしきそくも厳しい。
よふかししないで今日はもう早めに寝るんだぞ♪じゃあな。」




ちこちゅん「………………。……ねえみゃんこ。まだおきてる?
ワタシ今日はもうずっとドキドキだったけど…でも思い切ってここにきてよかったよ。
プクリンももっと怖いのかと思ったけどあんがい優しそうだったしさ…。
明日からまたいろんな事がありそうだけど、でもワタシそんなに怖くない。
逆にこれからどんな冒険があるんだろうってワクワクしてるんだよ。

…少し眠くなってきちゃった…。
明日からがんばろうね。じゃあね。みゃんこ…。おやすみなさい…。」

(……。なんかあっという間にギルドに入門しちゃったね…。
たしかに探検隊をやるのはワクワクするし…
ちこちゅんと一緒にいるのも楽しそうなんだけど…。
でも…それより…
自分はいったい…何者なんだろう。
…大体どうして自分はポケモンになってしまったんだろう。
そして、どうしてあの浜辺にたおれていたんだろう…。
こっちも眠くなってきちゃったよ…。
まぁ今考えても仕方ないし…とりあえずはギルドの仕事をがんばろう…。
そうすれば……きっと見えてくるよ…。真実も…そのうち……きっと…)

長くなったので前編後編に分けます。
この小さいピンクの字で書いてあるのはかってに足したものです。
蛇足

チャプター2後編への問題
朝おこしにくるポケモンは?

チリーン ドゴーム

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